オルタネータをOHに出す


症状:チャージランプがうっすら点灯

P.M.:「エンジンに直接関わる部分を分解することになるので、ミスをすると命取りだ。整備に自身のないオーナーは手を出さない方がいいだろう。」

911のオルタネータ:

のうち、MARCHAL S.E.V. Marchal(Made in France)が付いていた。



<手順>

*ブロアーハウジングが動き、10cmくらいの隙間が出来る。
 かなり狭いが、あまり引っ張ると配線が痛みそうで心配。
 白いカバーのナット(6個)はずす。奥のは面倒くさい。。
*配線が見える。
*これで、ブロアーハウジングがはずれる。
*エンジンのクランクケースと空冷のフィンを上から覗くことができる


   OHしてくれた店より連絡

	・電圧は低め、レギュレータは正常。

	・回路図(今回同封)を見て、エンジンを掛けて回転があがらないと

 	 ランプが点灯し、一度回転をあげると消える仕組みだとのこと。

	・カバーをはずすとネジがあり、そのネジをまわすことで、

 	 電圧が調整できる。(接点が変化する)

	・三相コイルの1つと整流ダイオードの1つを結ぶ配線が

     外れていた。

	 実際に駆動して発電させると65Aまで十分に発電しており、国産の平均的なも

     のは50Aがやっとですから、かなりパワーのあることが良く分かりました。 

	・古典的な設計で、60年代-70年代の日本車に類似のものがあった。

	・ベアリングは国産ものでぴったり合う。

	・このレベルのものの修理の相場は2万円までで、その倍も払えば、国内で新品

     同様か程度の良いリビルト品が入手できる。


		・エンジンルームクリーナでファン・ハウジングの汚れ落とし

		 金属部分用塗料塗布

		・取り付け(ワッシャーを新品に)

		・バッテリ部にて、電圧

			 800rpm	12.0V

			3000rpm 12.0V


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