CDIのOH


 この年式の911は、ポイント式でトランジスタ点火にはなっていません。要するにセンサーで点火時期を見るのではなく、ポイントで拾っています。しかし、CDIが付いているのです! 純正は、BOSCHのCDIが付いているはずですが、うちのは買ったとき既に永井電子のULTRAシリーズの9250に帰られていました。
 そのCDIが壊れてしまいました。(実はコイルとの複合的故障)。写真は、付いている姿です。
 

 それで永井電子に送って、OHしてもらうことになりました。15000円ほどでした。コンデンサの交換の他、親切にもうちの911のコイル(と回路)に合わせて、設定してくれたのです。永井電子の対応には、非常に好感を持ちました!! お奨めです!!

 さて、OHには1週間ほどかかりましたが、その間、この写真のようにケタリング式にして乗っていました。低速トルクはあるのですが、高回転ではCDIのようなスムーズな吹き上がりが感じられません。

 OH後のCDIを試した感想としては、低回転時の通電時間が長い9250の特徴から低速からトルクがでますし、高回転時ノイズが小さくなったのがはっきりわかりました。やはり点火系はとっても大切だと実感しました。

 このくらいの年式の911の場合、下手にパワーアップのパーツを取り付けるよりも、ちゃんと火を飛ばして、適切なガソリンを供給することが、気分良く乗るために必要なことなのかも知れません。


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