ぼくの独り言

ぼくは、ロータスエクセル。
なになに?  ぼくってガラじゃないって?!
こう見えても、おめめを開けるとカワイイって言われるんだけど。。


 

ぼくの独り言

ご主人様の独り言

 

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ぼくの独り言


上越へやって来るまで、やってきて

 ぼくは、1990年の4/20に、ロンドンで売られています。6年ほどロンドンの町中で暮らして30000mileほど走りました。融雪剤のある道などをあまり走らなかったためか、おきまりの下回りの錆もほとんどありません。1986年にPaulMattySportsCarsで整備してもらって、日本に来ました。日本でも、世田谷で暮らしましたので、田舎暮らしは初めてです。日本に来てから5000mileしか走っていないので、神奈川から日本海側までという長距離ドライブも(おそらく)はじめて体験しました。
#すっかり、某ページの「ビーのつぶやき日記」風、、になってしまった。^^;;

 ご主人様が前に乗っていた車は、ドイツ生まれだそうですが、生まれてすぐ船に乗せられて日本に来たのでドイツでの思い出はなかったらしいです。その点、ぼくは6年間のロンドン暮らしがあるので、英語もばっちりです。ご主人様は、Owners Handbookが読めないよ、、ってこぼしています。それでも、ロンドンでボクの面倒を見てくれた人の記録をニコニコ眺めて くれています。

 ご主人様は、何キロ走った?って聞くのですが、ぼくはついmileで答えてしまいます。ご主人様は、まだ1.6をかけてkmに直して考えています。ちょっと悲しいです。でも、ご主人様は英語をおぼえて、ボクの生まれ故郷にいってみたいんだって話してくれます。ロンドンには、飛行機の乗り継ぎで2-3日いたことがあるって言っていました。ボクを日本に送ってくれたPaul Matty Sports Carsにも行ってみたいんだって。


僕の血筋

 ちなみに、ボクは日本で兄弟たちよりは安く売られているみたいです。あんまり仲間もいなし。。。ご主人様が日本の店でみたボクの仲間は、1987年式ATの要修理ので150万円、1988年式ATのちょっと不調箇所ありで200万円。1992年式のMTの極上が300万円だったそうです。ご主人様によると、ボクはATだけど、中では300万円のに一番近かったそうです。ちょっと、鼻が高いです!

 もう少しお話ししても良いですか? ご主人様の自慢は、ボクがLondon Lotus Servise Centerに通っていて、さらに有名なPaul Matty Sports Carsでメンテナンスされていることに加えて、日本ではQED Japanに通っていたことだそうです。QED Japan には、ボクのご先祖様のエリート様やエラン・ヨーロッパ、そして、レーシングモデルまでいて、とってもうれしかったです。新潟に来てちょっとさびしくなりました。

 ご主人様も忙しいらしく、あんまりかまってくれないのですが、先日洗車につれていってくれました。そうしたらFairlady 1500という車も来ていました。彼は、日本生まれの日本の車ですが、仲間がとても少ないし、具合が悪くなっても部品がないそうです。それに比べたら、ボクなんかはまだまだ幸せなのかも知れないと思いました。それにボクの体には、日本人の血が混じって、いえ、日本車の部品が使われているのだし。


ご主人様のお友達から

(主人の友人)> ところで、FRPボディって、雪国の湿度には大丈夫なのですか?。

 ご主人様は、冬や天候が悪い時はガレージに入れてくれるそうです。ボクはFRPだから錆びないのに加え、鉄でできている背骨も、亜鉛コートしてあるんですけどね。ご主人様が前にいた金沢に比べて、ここはとても雪が多いから、心配なんだそうです。ロンドンも湿度が多かったですが、ここの湿度はよくわからないです。

(主人の友人)> 塗装は大丈夫ですか?。ひびわれとか?。露天駐車に耐えられるのか?

 ボクは、雨より紫外線が嫌いです。ほかのくるまって呼ばれる仲間は、鉄でできているらしいんだけど、ボクはFRPだから、紫外線を浴びるとひび割れができちゃうそうなんです。だから、日光を通さないカバーを掛けてもらってあります。車庫に入れて欲しいときは、入れてくれるって。でもちょっと遠いんで心配です。


ポルちゃんのこと

 ボクは、ATだから、ちょっと劣等感があります。でも、ご主人様は「いいよ、おまえといっしょにいられるだけで幸せだから」と慰めてくれます。ご主人様は、山道を走るときATを2ndにします。でも、ボクはアクセルを強く踏まれると、ついつい1stまで自分で下げちゃうんです。ご主人様は、びっくりしています。ごめんなさい。

 ボクは見た目より軽いんだけど、それでも図体が大きいし、エンジンはあんまり大きくありません。だから、ご主人様が前につきあっていたポルちゃんみたいな加速は無理だと思います。でも、ご主人様が慣れてきたら、もうほんのちょっと頑張れると思います。あ、なお、ポルちゃんとは一回だけあったことがあります。見た目はかわいいけど、中身はドイツ生まれだから頑固そうです。

(主人の友人)> なんつーか、ポルについては、レスポンスがスピード感覚を補っているような感じがします。

 ご主人様も言っていました。ポルちゃんは、ネコみたいで、カーブになるとスピードを落として前足に体重をかけて一気に方向を変え、後ろ足で飛び出すんだって。その飛び出す感じは、ボクにはないそうです。
 ネコは姿勢が変わるけど、ボクはミズスマシみたいで、するっと方向を変えるのだそうです。これは誉めすぎだと思うけどな、ボクとしては。


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