Lotus Excel SA メンテナンス記録

シフトノブの交換(ガングリップに)


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00dsc00023.jpg  Excel SAには、このようなATのシフトノブがついています。

 しかぁし、このノブがかなり使いにくい。ワイヤー式で動作するのですが、複雑な経路を引っ張り回してあるためにそもそも渋く、この形式でしかもLeft Hander用のノブでは力が入りません。少なくとも、2ndホールドしたい場面でも、気分良くシフトすることができません。


01atsift.jpg  これは、ZFのATを使っているBMW用のものを流用したのだと思います。それも、Left Hander用のものを使っています。左の写真は、BMWのLeftHanderの写真です。

 ということは、BMW用のガングリップタイプのシフトノブを買ってきてつければよいのだぁ! ThirdPartyの製品をWebで探したけど、2〜4万円もするではないですか!! 工賃込みで、最低3万円が相場らしい。ただ、純正品がディーラにて、1万円程度で買えるとの情報もゲット。


04image1.jpg 05at1.jpg  次の難関は、現在売られているガングリップタイプのノブと、Excelで用いている旧タイプのノブとでは、軸の形状が違うということ。左がExcelで使っている旧タイプで、右が現在のBMWのタイプらしい。切り欠きが90度違うのですね。

 BMW乗りさんたちのWebで、この切り欠きを削り落とすことで、動作する内部の棒の長さもちょうど良くなるという情報をゲット。しかし、私の場合は、オリジナルに戻すこともできるように、(少々軸が長すぎですが)切り欠きはそのまま、内部の棒を延長することにしました。


06rimg0006.jpg  次は、いよいよガングリップタイプのノブの購入です。ディーラで1万円とのことでしたが、YahooAuctionで探してみると、あるじゃないですか! 中古のノブに2000円程度で入札してみるが、他の人が5250円で落札。

 といっている影で、新品が2500円で出ていたのです^^;; こちらを、2500円で落札。ピカピカのノブが届きました。


07rimg0008.jpg08rimg0006.jpg  さて、こちらははずしたL型のノブです。シンプルな作りですね。10年間ご苦労様! こちらも大事に保存することにしました。

10rimg0010.jpg 15rimg0019.jpg  まずは、内部の棒の長さ調整です。内部は右側の写真のようになっています。

 あるBMW乗りの方のWebを参考にし、プラスティック製の棒にドリルで穴をあけ、ビスをねじ込みました。そして、仮につけてみて、ちょうどよく動作するよう長さを調整。適切な長さになったところで、ビスの周りを、パテで成型しました。(左側の写真は、パテを塗ったところで、この後、きれいにヤスリで整えました。)


11rimg0012.jpg 16rimg0015.jpg  次に、抜け止め・回り止めのために、軸の穴の位置にあわせて、ノブにビス用の穴をあけ、ビスをねじ込みました。左側が穴をあけて入れてみたところ、右側はつけたところです。これは、慎重にやらないと後悔しそうです。ビスは、M4*10mmがちょうど良いです。

21rimg0106.jpg 22rimg0106.jpg  さて、これが取り付けたところです。軸の長さをもう少し短かくした方がかっこいいと思いますが、操作感はこのくらいで良い感じです。オリジナルに戻せるということからすれば、十分満足いく状態です。最初の写真と比べていただいても、見た目的にも悪くないと思います。

 気持ちよく操作できるようになって、ついつい交差点などでも2ndにシフトダウンしちゃう私です^^;; 運転も気持ちよい! なお、R <-> N <-> D のシフトと異なり、D <-> 3 <-> 2 のシフトは、通常のアクセルワークと速度によるシフトup/downと同じはずですので、多少手動でシフトワークを多めにしたところで、痛みは少ないと考えています。もし間違っているようなら、教えてください。