HIDの普及もあって、すっかり見られなくなったリトラクタブルヘッドランプ。当初は、スーパーカーの象徴であり、その後は国産車でもスポーツカーの特徴だったのですけどね。
購入後6年近くなるのに、故障のなかったリトラクタブルの箇所ですが、ついに片方あがらなくなってしまいました。
この回路は複雑で、またコントロール部が助手席の足下についているなど、かなりやっかいです。以下は、事前に用意した回路図。やっかいそうですよね。
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まずはモーターまで電気が来ているか調べることにしました。アクセスポイントは、ヘッドライトユニットをはずした穴と、下部のサービスホールです。
写真は、ヘッドライトユニットの穴から作業するI師匠。
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ヘッドライトユニットの穴からのぞくと、左の写真のように、リンケージとモーターユニットが見えます。サービスホールからのぞいたのが、右の写真。
下のサービスホールから結線をはずし確認したところ、通電しています! もう一回、接続して非常用のつまみを回したところ、何と動き出しました!! おそらくモーターの接点の接触不良ではないかと推測されます。ユニットを交換するか、バラして磨くか、外側から接点復活剤を吹き付けるか、グリースを吹き付けるかという選択になりますが、今回はそのまま閉じました。(その後問題なし!)
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ユニット交換に備えて、デジカメをサービスホールから突っ込んで、写真を撮ってみました。 やっぱり、TOYOTAのマーク。セリカ・スープラと共通でしょうか。
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