Lotus Excel SA メンテナンス記録

ホットスタートできない!


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不調

 最初に不調を感じたのは、2002年6月のツーリング時でした。少し元気に走って、駐車場で10分程度とめて、再度出発する際、エンジンが掛かりにくく、また走り出してからもプラグがひどくかぶったような状態でした。その際、Kさんから、キャブのフロート室に残ったガスが、熱で沸騰してインマニに流れ込んでいるのだろうというコメントをもらいました。「以前はこんなことなかったなぁ、」と思ったものの、エスプリの皆さんもエンジンフードを開けたりして対応されていたので、気にしませんでした。

 さて、同8月、仕事関係で国産車数台とともに志賀高原に行ったときのこと。湯田中の道の駅で落ち合って、Excelを先頭に隊列を整えて、さあ出発という時に発生しました。エンジンはすんなりかかったものの、アクセルを踏んでも、火がついてくれず、濃いガスがでているらしくて黒い煙を吐いてパワーがでません。しばらくブスブスしていたら何とかなって、志賀高原での仕事を終えて帰りました。

 これは、どう考えてもおかしい!、です。


原因と対応

 WorkshopManualを見ると、HotStart用の回路図が載っています。これが、下の写真左です。

 構造はシンプルです。イグニッションがONの時にスタータの回路から電流が流れると、エンジンヘッドについているThermalSwitchがONになる(=高温だ)と、Purge(清浄化)Pumpが動くのですね。
 とりあえず簡単な方からと、、ヒューズは異常なし、リレーは、、リレーでした。以前、購入したばかりの頃に雨漏りのためリレーが腐食していました。その際、調子が悪くなかったのでHotStart用のリレーを確認しておかなかったのです。今回、リレーの中を見てみたら、錆でぼろぼろになっていました。とりあえずこれに交換しました。これで、ホットスタートもOKになりました。

 ちなみに、リレーの入手方法についてもご参照下さい。



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