Lotus Excel SA メンテナンス記録

スピードメータケーブルの交換


Back

症状

 買ったときから若干気になっていたのが、低速時にスピードメータの針がピコピコすることです。メータケーブルが曲がっている部分で、曲がり癖がついていることは容易に想像ができます。

 当初は多少気になる程度だったのですが、2001年秋から2002年の春にかけて、ピコピコが激しくなっている感じがしました。ついに、ピコピコが目に見えているだけだったのが、メータからピチピチと音がするようになりました。知り合いに聞いみたら、て古い車はそんなもんだとのこと。しかし、これでメータまで傷めてしまっては元も子もありません

 おそらく、そんなに高価な部品ではないはずだから、交換しようと思い立ちました。が、しかし、それは、大変なことの始まりでした!(ちと大げさ^^;)

Excelのスピードメータケーブル

 うちのExcelには、クルーズコントローラがついています。このためのセンサーが、エンジンフード内スピードメータに近い側についています。このセンサーのおかげで、簡単にカーナビの車速パルスが取れるので、便利といえば便利ですね。

 ATから延びているケーブルは、エンジンルーム内のヘッドの下(写真ではオイル注入口の側)から持ち上がり、ぐるっとオルタネータの上を通過して、ブレーキのバキュームの横のセンサーに到達します。(次の写真)

 このようなわけで、2本のケーブルにより伝達されるわけですが、センサーからメーター間のケーブルはほぼストレートの短いものなので、こちらが原因ではないとわかります。
 一方、ATからセンサーまでのケーブルは長くそして曲がっています。こちらが原因でしょう!

r0011500.jpg
r0011499.jpg

入手不可能?

 というわけで、他のパーツのついでにPaulMartySCに注文しました。が! 短いケーブルはあるが、肝心の長い方のケーブルは、在庫なし、注文不可とのこと。
 仕方がないので、とりあえず、センサー側とメータ側をはずして、短いのだけ変えてみました。(下の写真) 当然のことながら、症状は改善しません

rimg0006.jpg
rimg0010.jpg
rimg0012.jpg
rimg0013.jpg
rimg0014.jpg

何とか購入

 困っていたら、Iさんが当時のディーラーであるアトランティック商事に聞いてくれました。そしたら、在庫有りとのこと。さすが、信頼されていることだけはありますね! 少々高かった(約3万円)のですが、メーターを壊すよりはと考え、購入しました。
 ちなみに他の車の流用も考えたのですが、ZFのAT側のコネクタが、国産車の一般的な形でないようで、あきらめました。一番左の写真が、ZFにつながる側です。
r0011507.jpg
r0011508.jpg
r0011509.jpg
r0011510.jpg
r0011511.jpg

交換

 さて交換は、Iさんのガレージにてお願いすることにしました。最初は、自分でもある程度できるくらいかとたかをくっていたのですが、実際はかなり面倒な作業でした。結局、Iさんに工賃をお支払いして、プロとしてやってもらいました

 コネクタは、ATのケースの上側についています。そのため、エキゾーストパイプの途中をはずし、ATのマウントをはずすことから始まりました。(左の写真)
 これでようやく4cm程度の隙間が、シャーシとATのケースの間にでき、取り付けてある金具に側方からたどり着けます。しかし、この金具、これがレンチではずれたら良いのですが、ドライバでないと、、なのです。スタビも、隙間がなくて入りません。何とかはずして、交換。はずれたところが、右の写真です。Iさんでも、ひどく大変そうに作業されていました!

 結論、、、メータケーブルは、ATのOHの時にでもやりましょう。載せたままやるのは大変です!!

r0011512.jpg
r0011517.jpg

Page 1 of 1