Lotus Excel SA メンテナンス記録

ATギアセレクタランプの修理


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 Excel SAのATには、メータパネルなどにインジケータはなく、確認のためにはシフトノブのところを見るしかありません。このランプが切れると、夜などは、感触だけが頼りになります。

rimg0010.jpg  クーラーの整備に出して帰ってきてから、クロックとシガーライターのランプが点かないこと、ギアセレクタランプが点かないことなどの不良と、インジケータ類のランプのヒューズが飛ぶという問題がおこりました。クーラーをやってくれた整備店で見てもらったところ、クロックとライターは別の問題で、ギアセレクタランプがヒューズ切れの原因でした。

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 しかし、直してもらって帰ってきても、またヒューズが飛びます。シフトノブを交換するついでに、自分で見てみることにしました。

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 髭のついたふたを開けると、こんなふうに2箇所のビスでとまっています。

 手前の赤/黒のラインは、セキュリティセンサーが動作していることを示すランプへの配線です。奥の赤/黒のラインが、セレクタランプの配線です。


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 矢印の上のところへ、豆球が刺さっています。上の小さな穴から光が出て、上のインジケータを照らす構造になっています。豆球が落ちてくると、矢印のところでショートしてしまいます。

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 おそらく、クーラー修理ではずした際に、穴が緩くなって豆球が落ちやすくなったものと推測されます。

 で、修理といってもとりあえずビニールテープで止めただけです。が、これで落ちないでしょうし、またもし落ちてきても、ショートする心配はなくなりました!


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 こんな豆球がついています。(これは切れたクロックランプの球ですが、同型です。)また、ヒューズは現代の一般的なものです。